食品栄養研究室ゼミ
<指導教員>白尾 美佳
<発表期間>2023 年 11月 11?12日、12月、2月
<発表場所>常磐祭展示?卒業論文発表会(ポスター発表)他
食品栄養学研究室のゼミでは、学内畑で栽培した農作物を利用した食品の機能性成分に関する分析や食に関するアンケート調査をおこなうなどの研究活動をおこなう。さらに、下田先生の著書についてゼミ生で研究、食品に関しては再現する。また、本年度は、学祖下田先生の故郷の岩村を訪れ、実践女子学園に対する理解を深める。また、岩村醸造や松浦軒を見学することで、日本酒製造や菓子の製造、歴史について学ぶ。
News
2023年度

1. 常磐祭
学祖の著書「料理手引本」について、読み合わせをしたのち、本年度展示する料理について必要な材料、料理方法等について検討した。料理手引本は、明治時代に日本料理だけではなく、西洋料理などについてもレシピのほか、調理器具などについても詳細に書かれている。この本を見て、現代も食されているレシピも多く書かれていることに驚いた。
常磐祭では、料理手引き本の中から、アップルパイなどの菓子類、ご飯類、汁物類などを中心に、料理を再現し、それらの再現料理およびレシピ等の展示をおこなった。
2.ゼミによる卒業研究
ゼミ生による卒業研究では、若い世代の食生活の現状と料理に関する意識調査、自家栽培トマトの旨味成分と抗酸化性に関する研究、サツマイモの調理時間及び貯蔵期間が糖成分に及ぼす影響、コーヒー豆の焙煎条件が抗酸化性ならびに味覚特性に及ぼす影響について研究を行い、それぞれ卒業研究において発表をおこなった。
3.子どもの食育
子どもの食育では、子どもと親子の料理教室時に、作成した教材を使用して食育のプレゼンテーションをおこなった。
4.その他の活動
?七ツ塚自治会主催のさつまいもの栽培、収穫など一連の作業の支援をおこなった。
?上記で収穫したさつまいもを使ったパンと菓子などの食品開発をおこなった。その他、伝統的な菓子類、現代の菓子類等についてレシピ集を作成した。