ファッションデザイン研究室
<指導教員>滝澤 愛
<発表日時>2023年11月11、12日
<発表場所>常磐祭 ファッションショー(11日)、展示(12日)
ファッションデザイン研究室では、デザイン画の表現法やデザインをする際に必要なリサーチ力やポートフォリオ作成法、トレンド分析などを学び、最終的には作品を観た人の心に感動を与える表現力の修得を目標として日々活動している。本年の常磐祭では、3年生全員と4年生の有志によるファッションショーで日々の活動の成果を発揮する。ファッションショーは1つのテーマから10作品を制作し、有観客で行う。
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2023年度

4月からゼミの時間で取り組んできたアップサイクルファッション企画の成果物(ファッション制作作品)の発表を常磐祭で行った。
ゼミ生皆で話し合い決まったテーマ、「NEW 80’S -The past inspires the future-」から先ずはデザインコンセプトを固めてイメージボードを作成、その後デザイン発想とデザイン画起こしをし、全員のデザイン画を並べ、テーマに沿った統一感のあるコレクションラインとなるよう、デザインの修正を行った。そのようにしてデザインを決定し、各々が制作に入った。素材は大手繊維商社の瀧定名古屋株式会社から提供を受けた廃棄予定の生地に加え、「ひの市民リサイクルショップ回転市場万願寺店」から提供を受けた日野市民より廃棄された不要衣料を使用し、アップサイクルファッションとした。
各々が選んだ素材で縫製、完成させたデザイン画通りの作品を、常磐祭の会期中、11日はファッションショーで本人がモデルとなって着装し発表、翌12日はボディに着装させ、それぞれの作品解説のパネルを併せた展示を行った。ファッションショーは当初2回開催の予定であったが、盛況であったため急遽追加で1回行い、計3回の発表となった。展示では、前日に撮影したファッションショーの編集動画を大型モニターとプロジェクターによる壁面投影で映し、展示作品と併せて鑑賞していただけるようにした。作成したフライヤーをゼミ生が来場者に配布し、アップサイクルファッションとは何か、どういう思いで作品を制作したか、などの説明を行った。想像よりも非常に多くの方にご覧いただくことが出来た。また、来場者にはグーグルフォームによるアンケートも行い、10代~70代までの幅広い年代の51名から回答を得て、大変良い感想が寄せられた。