卒業生及び企業に対するアンケート結果の報告について(2025年度調査)
在学中に身に付けさせたい学力や資質?能力及び養成したい人物像に照らして、学生の卒業後の進路?就職状況等から、教育の成果や効果を検証するために、卒業生及び内定先企業に対するアンケートとインタビューを実施しました。
卒業生及び企業の採用担当者様より得た回答について集計結果を報告します。
なお、今年度は2024年3月卒の学部卒業生及び当該卒業生が就職した企業、例年本学の卒業生を多く採用いただいている企業を中心に、専用フォームにてアンケートを収集しています。
卒業生アンケートの集計結果について
【集計結果】
卒業生回答数:62件(対象者:2024年3月学部卒業生1003名、回答率6.2%)
【主な回答内容】
①学生生活への満足度
「学生生活をとおして成長できた」90.3%(2024年度88.1%、2023度85.7%、2022年度78.1%)及び「学生生活に満足している」93.5%(2024年度89.6%、2023年度85.7%、2022年度85.2%)と肯定的な回答が多く、アンケートを開始した2022年度から3年連続で向上している。
<主な意見>
?他の大学に行っていたら入れなかったであろう企業に就職できた。
?企業連携の授業を受講でき、海外研修にも参加できたことが満足。
?少人数なので授業やゼミで先生方との距離が近く質問や話がしやすかった。
?学外のイベントやボランティア等に参加させていただき、色々な経験ができた。
②在学中に身につけておきたかったスキル(複数回答可)
「PCスキル(office等)」が74.1%(昨年度73.0%)、「ITスキル(ITパスポート、プログラミング等)」が58.1%(昨年度57.1%)と、昨年度同様にIT関連の回答が多かった。英会話スキルについても32.3%(昨年度33.3%)と3番目に多い。
③社会に出てから役に立った授業
<主な意見>
?語学系はすべて役に立っています。
?深澤先生の授業など、キャリア系の授業が役に立った。
?情報リテラシー系の授業はofficeを使いこなすうえで役に立った。
企業採用担当者様アンケートの集計結果について
【集計結果】
企業採用担当者様回答数:127件(依頼先361社、回答率35.2%)
【主な回答内容】
①企業採用担当者の本学への印象
「伝統や実績がある」が68.5%(昨年度69.4%)、「教育内容が充実している」が63.8%(昨年度:61.3%)で、「社会で役立つ力が身につく」が57.5%(昨年度:54.8%)と、本学の教育及び就職支援が高い評価を得ていることが分かった。
②企業が採用時に評価する学生時代の取り組み
「学業への取り組み」が89.0%(昨年度77.4%)と最も高く、次いで「部活動?サークル」が81.9%(昨年度77.4%)、「アルバイト経験」が78.7%(昨年度:72.6%)と、学業に積極的に取り組む学生を評価する企業が大幅に増える結果となった。
③入社時までに習得して欲しいスキル
「PCスキル(Word、Excel、PowerPoint等のoffice操作)」が77.2%(昨年度69.3%)で最も多く、次いで「IT知識?スキル(ITパスポート資格取得相当、プログラミング経験等)」が33.9%(昨年度32.2%)、「語学力」が17.3%(昨年度14.5%)で、PCスキルを求める企業が多かった。
④本学の卒業生の優れている点、評価できる点(フリーコメント)
?コミュニケーション能力が高く、協調性がある卒業生が多い。
?主体性?リーダーシップ等が評価される。
?共感力が高く、責任感がある点も評価できる。
アンケート結果の活用ついて
キャリアサポート部では、今回のアンケート結果をもとに、以下のとおり改善活動を行います。
?教育活動等の改善
?資格取得、特にITスキル向上に向けた支援の充実化
?在学生向けキャリア支援の充実化
?低学年向け成長支援の充実化
以上
2025年9月26日
学生総合支援センター