退職教員を訪ねて
こんにちは。みなさん夏休みはいかがお過ごしでしたか?
大学生の夏休みは高校までよりうんと長くて、前期の試験が終わる7月下旬から、後期が始まる9月中旬まで1ヶ月半ほどあります。学生たちは旅行に行ったり、実習に行ったり、ボランティア活動をしたり、アルバイトをしたりと忙しい毎日を過ごしています。その間、教員は何をしているのかというと、授業期間にはなかなか行かれない長期の出張をここぞとばかりに入れていたりします。
というわけで、私は熊本に行ってきました。研究分野である地域の子育て支援や社会的養護に関わる専門職の研修会に参加し、児童福祉施設を訪問したのですが、この旅にはもうひとつ目的がありました。2023年に生活文化学科を退職された松田純子先生を訪ねにいったのでした。松田先生は、実践女子大学で長年教鞭をとられ、幼児保育専攻の立ち上げにも尽力された先生です。2年半前に早期退職された後は、故郷熊本でご家族の介護をしながら家業を継いでいらっしゃいます。東京よりも濃厚なご近所付き合いをしながら、地域の小学生と関わるボランティアもしていらっしゃるそうです。
久しぶりにお会いした松田先生に街を案内していただきながら、あっという間の3時間でした。
くまもんポート八代にて
(文責:大澤 朋子)