環境デザイン学科のFAQ
いろんな分野に興味があって、まだどんな分野を勉強したいか自分で明確になっていないのですが、大丈夫でしょうか?
本学科のカリキュラムは必修科目が少なく、またコース制もとっていないので、どの分野の科目も自由に履修できます。入学当初から学びたい分野が決まっている人よりも、はじめは幅広く履修して、学年が進む中でだんだんと自分の専門性を定めていく人や、途中で学びたい分野が変わっていく人も多いです。分野を絞り込むことなく幅広く履修し、分野横断的なデザインスキルを身に付けることで、新たな可能性を広げることもできます。
高校で美術を選択しておらず、デザインについてとくに学んだことがないのですが、ついていけるでしょうか?
本学科に進学する多くの人は、デザインの初心者です。学科のカリキュラムとしては、線の引き方、立体の捉え方、縫い方など、初歩の初歩からスタートし、徐々に複雑なもののデザインへとステップアップしていくように組まれています。デザインの技術は、頑張った分だけ着実に上達することが可能です。教員だけでなく、皆さんの先輩にあたる助手も、学びをきめ細かくサポートしていきます。
高校は文系クラスで、数学や物理?化学などの理系科目をほとんど履修していないのですが、理系の科目も必要になるでしょうか。
どの分野においても、統計、物理、化学などの基礎知識は必要になります。ただ、本学科の学生の半分以上は文系からの進学で、理系の科目に苦手意識をもつ人も少なくありません。そうした人が多いことを前提に、分かりやすい授業を心がけています。初年次には、数学、物理、化学などの基礎を復習する授業科目を複数用意していますので、苦手な人はそうした科目を履修することをお勧めします。
どんな学生がいますか?
アパレル?ファッション、プロダクト?インテリア、建築や住環境、情報環境、デザインなどに興味を持ち、それぞれの分野を深く学びたいという学生が多いです。卒業後、学科で取得できる資格を生かした仕事に就きたいと意欲を持って学ぶ学生もたくさんいます。
卒業後の進路?就職について教えてください。
卒業生の就職先は、かなり多様な分野に広がっています。自分の学んだ分野の専門性を活かして、企画?設計、展示?販売、品質評価等の現場で活躍している人も多いですが、必ずしも所属する研究室の専門性と就職先が結びついてはおらず、就職の自由度は高いです。デザインスキルとマインドをもった人は、先行きの不安定なこれからの社会において、分野を超えて求められる人材として、活躍の場が広がっていくと思います。
環境デザイン学科はどんな人におすすめですか?
環境デザイン学科は、以下のような人におすすめです。
?身近な環境のデザインに興味がある人
?志望分野がまだ絞れていない人
?実際に手を動かしてモノを作ってみたい人
?社会と連携して実践的に学んでみたい人
?幅広くデザインを学んで総合力をつけたい人
?多様なデザイン領域を束ねるデザインプロデュースに関心がある人
?デザインを学んで自分の可能性を広げたい人