健康運動実践指導者ってどんな資格?
食生活科学科助手S.T
皆さんは「健康運動実践指導者」という資格をご存じでしょうか?
「健康運動実践指導者」とは、運動を通じて人々の健康をサポートするための資格です。この資格を取得することで、スポーツや健康づくりに関する知識を学び、正しい運動方法を指導できるようになります。特に、健康維持や生活習慣病予防に役立つ運動を安全かつ効果的に実践するスキルが身につくため、卒業後のライフスタイルにも活かすことができます。
今回は、その資格取得に関連する授業の流れについて少しご紹介します。
主に2年生を対象に、4月の初めに健康公益財団法人健康?体力づくり事業財団の方による「健康運動実践指導者」資格についての説明会が行われます。資格取得に向けた学びの流れや、将来活躍できる分野などについて説明をうけます。
大学では、運動の実技指導やテーピングの技術など運動に関わる知識や技術を学びます。実技試験に向けては、エアロビクスや腕立て?スクワットなどのレジスタンス運動、さらに水泳実習の授業も行われます。運動が得意な人はもちろん、「スポーツはちょっと苦手…」という人でも、楽しく学びながら指導者としてのスキルを身につけられる充実したカリキュラムとなっています。
特にエアロビクスの授業では、音楽に合わせて体を動かす楽しさを体感できて、私ごとですが卒業後も習慣として続けています。
実際に、この授業を受けた先輩の中には、TWICEなどの自分の好きな音楽でエアロビクスを楽しんでいる人もいます。授業の一環ではありますが、友達と取り組む対策講座などの練習時間はサークル活動にも似ていて、卒業後も思い出に残る大切な1ページとなっています。嬉しいことに、練習仲間とは今でも交流が続いています。
楽しみながら資格を取得すると、スポーツクラブや健康施設での運動指導、地域の健康づくりイベントなど、多方面で活躍のチャンスが広がります。また、社会人になって「運動する機会が減ってしまった…」と感じても、大学時代に身につけた運動習慣があるのでどのようにトレーニングすればよいのかが分かり、自分の健康を維持することができます。
私自身、この資格を取得することは、自分の未来への投資だと改めて感じています。スポーツが好きな方はもちろん、運動が苦手な方でも楽しめる授業です。せっかくの大学生活、思い切ってチャレンジしてみませんか?
一緒に健康的な汗を流しながら、未来へと繋げていきましょう!